お子さんがあり、夫と離婚しようか迷っているあなたへ

浮気心理〜浮気に負けないために〜では、トップページでも申し上げている通り、基本的には

 

 

 

夫に浮気された=離婚するではない

 

 

 

というスタンスです。

 

 

 

特に、お子さんをお持ちのあなたには、です。

 

 

 

 

 

なぜかというと、私自身の子供の頃の体験があります。

 

 

少しですが、両親が離婚する子供の心理状況を知っていただくために、私の体験をお話しします。

 

 

もしよろしければ、お付き合いください。

 

 

 

ただし!夫に浮気され、家庭も崩壊し、すでに離婚にしかあなたや子供たちの幸せはないという状態のあなたには、お読みいただかない方がいいかもしれません。

 

 

 

離婚だけが唯一の解決法でないのと同じように、離婚を思いとどまるのが唯一の解決法ではないと思いますから。

 

 

 

でも、ここからは、当サイトの「浮気=離婚」ではない、というスタンスからの、「離婚を思いとどまるようにお願いする」ような文章が続きます。

 

 

 

 

すでに夫との離婚を決断されているあなたは、時間の無駄です。そのまま、あなたの道を進んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

おびえてました。

 

 

 

…私は子供のころ、両親の離婚におびえていました。

 

 

父と母が離れ離れになって、妹や兄とも離れ離れになることが、怖くてさみしくて悲しくて不安でどうしようもなかったんです。

 

 

 

そして、 心理的にも、身体的にもとても不安定な時期がありました。

 

 

 

私が子供ながらに父の浮気を確信したのは、両親の会話でした。

 

 

 

当時、父と母が少し口げんかするだけでおびえていた私は、怖いながらもその内容を聴き耳を立てて聞いていました。

 

その会話が、

 

 

 

母「あなた、こんな時間までどこいってたの!」

 

父「どこでもいいじゃねーか。」

 

 

 

みたいなものから、だんだんと、

 

 

 

母「あなたがどこいってたか、わかるんだからねっ」

 

父「どこいっても関係ないだろう!」

 

母「何言ってるのよ、知ってるんだからね、○×に電話するわよ!」

 

父「なんだと○×■%〜!!!」

 

 

 

のように、典型的な夫が浮気をしている夫婦げんかになっていきました。こうなると、当時小学生の私にでもわかってしまいます。

 

 

 

このころになると、物心は十分付き、恋愛ドラマやホームドラマなども見ているので、父が何をしているのか、そしてこのままいったら家族がどうなるのか、妄想も多分に入りますが、筋書きとしてはほぼ正確に理解していました。

 

 

 

「離婚は嫌だ。お父さんとお母さんが別れたら、私、どっちについていけばいいの。妹と別れたくない‥おじいちゃんやおばあちゃんにも会えなくなるかも‥転校しないといけないのかな‥そうすると友達とも会えなくなる‥」

 

 

と、すっかり今の生活を失う、と思いこんでいました。お先真っ暗、と思っていたのかもしれません。

 

 

 

子供の私が原因だ、と思ってました。

 

 

両親が不仲で、今にも離婚しそうで、家族がバラバラ、空中分解してしまうその原因を、全く根拠が無いのですが、

 

 

 

「私がいい子にしていないからだ」

 

 

 

と思ってしまってました。

 

 

今から考えたら、私にしてはとてもけなげで、いじらしく感じるのですが、そう思っている本人は、非常にみじめです。

 

 

 

当時の私の心を支配していたのも、みじめさや不安、自己嫌悪でした。心理的には抑うつといっていいかもしれません。

 

 

 

私がいい子にしていないから、習い事に行かされる(当時行きたくもないピアノを習っていました)、そうするとお金がなくなるから、うちが貧乏になる、だったらお父さんもお母さんが嫌いになり、他の女の人のところへ行き、離婚するようになる。だから、私が悪い。

 

 

 

こんな、全然筋の通っていない、意味の分からない話を一生懸命考えていました。

 

 

 

そして、なんとかしなければならない、と必死に考えを巡らせていました。もちろん、祖父母や学校の先生、友達なんかには相談できません。

 

 

 

頼りになるのは同じ境遇の姉妹だけです。

 

 

 

実際、妹となけなしの貯金を合わせて、母の靴へ「別れないでください、一緒にいたいです」という手紙といっしょにいれたこともありました。

 

 

 

父と母がケンカしている時、泣きながら別れないで、離婚はやだ、と叫んだこともありました。

 

 

 

 

授業中も離婚について考えてふさぎ込み、あまり友達と遊ばなくなったり、活発に発表しなくなったりして生活態度が暗くなったため、担任の先生が心配して家庭訪問されました。

 

 

 

 

‥親の離婚って、ちょっと覚えているだけでも、これだけの暗い影を子供に落とすんです。

 

 

 

 

だから。

 

 

だから、私の子供にはこんな思いさせたくない。

 

 

 

だからこそ、夫に浮気されたとき、裏切られたと煮えくり返るような思いをしながらも、時には子供時代にこんな風に私が感じたことを忘れてしまって、子供すら憎みながらも、夫の浮気相手に負けないように頑張って、離婚しなかったのです。

 

 

 

私は、夫に浮気されても、離婚しないことを選びました。

 

 

 

子供の為に、私のために。私達の家族の未来の為に。

 

 

 

もちろん、夫を愛している、ということもあったかもしれません。浮気されて、それはもうショックでしたから。

 

 

 

だから、あなたも、一度だけでいいので、考えて、そして知ってほしいのです。

 

 

 

離婚したいと思うあなたの心理と、夫が浮気する心理について。

 

 

 

 

どうすれば、離婚せずに済むのか。

 

 

 

どうすれば、夫が浮気をやめるようになるのか。

 

 

 

どうすれば、夫があなたを愛するようになるのか。

 

 

その方法は、こちらの方法です。

 

 

 

 

離婚は、この方法を知ってからからでもできます。

 

 

 

どうか、一時的な感情に身をゆだねて、不本意な選択をなさいませんように。

 

 

 

あなたが幸せな家庭生活を再構築して下さるよう、お祈りしています。